防災グッズの中でも特に重要とされるモノの1つである『ホイッスル』。
大規模災害が発生したとき家屋内に閉じ込められたり、崩れたがれきの下敷きにされたときに、救助を呼ぶための防災グッズです。
ホイッスルは「音が鳴ればいいんじゃないの?」と思う方も多いですが、実は『弱い力でも吹ける』『音が周囲に伝わりやすい』ことが大切!
防災ホイッスルの中でも吹きやすく、複数の周波数を発して周囲に音が伝わりやすい『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』がおすすめです。
『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』は、被災で体力が奪われて強く吹けない場合でも、2つの周波数(3200Hz・4800Hz)で広範囲にしっかり音が聞こえます。
この記事では、『防災ホイッスルのおすすめ【コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブの使用感レビュー】』について書きます。
コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブの特徴
『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』は、人が聞きやすいと言われる2種類の周波数(3200Hz・4800Hz)を発する防災ホイッスルです。
カラーはオレンジ・ホワイト・ブラックの3色展開で、私は1番色の目立つオレンジを購入しました。
ホイッスルのサイズは1.8×5.2×1.5cmです。
特別大きい小さいといったことはなく、一般的にイメージされるホイッスルとほぼ同じサイス感です。
ストラップがあるため防災ポーチにつけることもできます。
吹き口にキャップが付いているため、衛生面も清潔に保てます。
キャップは片手で外すには硬めですが、指先に少し力を入れれば大きな問題なく外せます。
吹き口を正面から見ると異なる大きさの穴が2つあり、息を吹くとそれぞれの穴から3200Hz、4800Hzの周波数の音を発する構造。
被災時、助けを求めるため大きな声を発して体力を奪われてしまっては命取り。
『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』は、人が聞きとりやすい音域を少ない呼気量で発することができるため、体力消費を抑えることができます。
肺活量の少ない子供や高齢者でも安心して使用できますね。
コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブと100均ホイッスルを比較
『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』と、100均の防災ホイッスルとして人気の『セリア ホイッスル付きライト』を比較してみます。
商品名 | コクヨ ツインウェーブ | 100均ホイッスル |
---|---|---|
価格 | 550円(税込) | 110円(税込) |
大きさ | 1.8×5.2×1.5cm | 直径0.8×4.7㎝ |
重さ | 約7g | 約4g |
音域 | 3200Hz・4800Hz | 特徴なし |
呼気量 | 弱い息で充分 | 強く吹く必要がある |
付属品 | 吹き口キャップ | ライト付き |
ツインウェーブは『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブの特徴』でお伝えした通りなので、100均ホイッスル『セリア ホイッスル付きライト』を解説します。
100均ホイッスル『セリア ホイッスル付きライト』は、可もなく不可もないデザイン。
ライトとカラビナ(金属リング)が付属しています。
ライトはそれなりに明るく非常用には良いですが、ボタン電池を4つも消費します。
吹き口は『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』と異なり、単一構造になっています。
吹き口が広く、写真では伝わりづらいですが内部の白い部分までの距離もあるため、強く息を吹かないと音がかすれてしまい鳴りません。
『安い』『ないよりはマシ』といった機能であり、防災グッズとしてはあまりおすすめではありません。
『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』は、参考価格550円(税込)と100均のホイッスルよりも5倍の価格です。
でも、被災時に自分や家族の命を守るためと考えてみてください。
命に代えるものと考えればけっして高価なモノではなく、Amazonであれば300円台で購入できるので非常にお得です。
防災ホイッスルは『防災ポーチ用』『持ち出し用バッグ用』『会社用』『車内用』など、いつどこで被災して救助が必要な状況になっても使用できるように、いくつか持っておくと安心です。
コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブの使用感レビューまとめ
『コクヨ 防災用救助笛 ツインウェーブ』は、弱い力でも周囲に伝わりやすい音を発するため、非常におすすめの防災ホイッスル。
防災ホイッスルは特に重要とされる防災グッズにもかかわらず、他の防災グッズと比較しても1・2を争う安価です。
300~500円台で災害から『命を守る』ことができるため、ぜひ生活シーンに合わせていくつか持っておくようにしましょう。