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【2024年】防災の日はいつ?由来とは?【記念日・イベント情報と3つの備え】

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【2022年】防災の日はいつ?由来とは?【記念日・イベント情報と3つの備え】
この記事でわかること
  • 防災の日とは?
  • 防災記念日・イベント情報
  • 防災の日におすすめの備え

毎年、9月1日が『防災の日』とされているのは知っていますか?

日本は災害大国のため、防災の日のほかにも防災週間や、さまざまな防災記念日が定められています。

普段はなかなか災害対策をできていないという方も、『防災の日』をキッカケに災害対策を備えるチャンスです。

タケ

ぜひ、何か1つ行動を起こしてみてください。

目次

防災の日とは何か?

『防災の日』は、1960年に定められた災害に対する啓発日です。

台風や地震、津波などの災害に対して国民が認識を深めて、心構えを備えるために制定されました。

『○○の日』というと祝日をイメージする方も多いと思いますが、あくまで災害への『啓発日』であるため、祝日ではありません。

防災の日が制定されたキッカケ

なぜ、防災の日が1960年に閣議決定されたかというのは、制定前年の『伊勢湾台風』が深く関係しています。

『伊勢湾台風』は1959年9月26日に発生して、全国で大きな被害、なかでも愛知県・三重県に甚大な被害をもたらした台風です。

伊勢湾台風の被害

  • 犠牲者5,098人
    (死者4,697人、行方不明者401人)
  • 負傷者3万8,921人

第二次世界大戦後の自然災害で3番目、台風ではもっとも多い被災者数でした。

このような被害をキッカケとして、1960年に『防災の日』が閣議決定されました。

防災の日が『9月1日』になった由来

防災の日が『9月1日』になった由来は、次の2つあります。

  • 関東大震災の発生日が『9月1日』
  • 二百十日(にひゃくとおか)が暦上『9月1日』ごろ

関東大震災の発生日が『9月1日』

1923年(大正12年)9月1日に、『関東大震災』が発生しました。

関東大震災は、神奈川県・東京都を中心に、千葉県、茨城県、静岡県の広範囲で甚大な被害をもたらしました。

関東大震災の被害

  • 死者・行方不明者10万5,385人
  • 建物被害37万2,659棟

2011年3月の東日本大震災前の日本では、史上最大規模の被害だとされています。

二百十日(にひゃくとおか)が暦上『9月1日』ごろ

防災の日は、暦上で台風が発生するとされる厄日『二百十日(にひゃくとおか)=立春から210日』にあたり、太陽暦でちょうど『9月1日』ごろと一致します。

とはいえ、9月1日に台風が多いということはなく、台風に備える『警戒期』と考えられています。

実際に、9月1日の台風は過去1度のみで、7月~10月の期間(もっとも数が多く被害が大きいのは9月)で多く発生しています。

防災関連の記念日および週間

防災に関する記念日や週間は『防災の日』だけではありません。

防災関連の記念日や週間一覧は、以下の通り。

  • 1月17日
    防災とボランティアの日
  • 1月15日~21日
    防災とボランティア週間
  • 1月26日
    文化財防火デー
  • 3月1日~7日
    春の全国火災予防運動
    車両火災予防運動
    建築物防災週間
  • 3月7日
    消防記念日
  • 5月1日~31日
    水防月間
  • 6月1日~30日
    土砂災害防止月間
  • 6月1日~7日
    がけ崩れ防災週間
  • 6月第2週~1週間
    危険物安全月間
  • 7月1日~7日
    全国安全週間
  • 8月25~31日
    道路防災週間
  • 9月1日
    防災の日
  • 8月30日~9月1日
    防災週間
  • 9月9日
    救急の日
  • 9月9日を含む1週間
    救急医療週間
  • 11月5日
    津波防災の日
  • 11月9日
    119番の日
  • 11月9日~15日
    秋の全国火災予防運動
  • 12月1日~7日
    雪崩防災週間

阪神淡路大震災や東日本大震災など災害をキッカケに定められた日や、救急の日(9月9日:キューキュー)のように語呂合わせの記念日などが制定されています。

2024年防災イベント情報

例年では、防災の日(9月1日)や防災週間(8月30日~9月5日)に、防災の啓発運動としてさまざま防災イベントが開催されます。

2024年はわかり次第アップします。

TEAM防災ジャパンなどを参照

コロナウィルスの影響により中止・延期となっているイベントも多数あるため、イベント実施状況は公式ページ等を確認してください。

リモート防災学習も

イベント中止も相次ぐなか、自宅でも防災学習ができるように東京消防庁では『リモート防災学習』も用意しています。ぜひチェックしてみてください!

リモート防災学習は ⇒ こちら

防災の日におすすめ3つの備え

防災の日は、防災意識を啓発する日であり、災害対策の行動を起こすキッカケとするには絶好の機会です。

でも、「実際に何をしたらいいの?」と悩む方も多いと思うので、すぐに行えるおすすめの備えを3つほど厳選して紹介します。

  1. 防災アプリをダウンロードする
  2. 持ち出し用防災セットを見直す
  3. 自宅避難の備蓄品を備える

防災アプリをダウンロードする

まず、1番簡単な災害対策は『防災アプリをダウンロードする』こと。

防災アプリでは、最新の災害情報をキャッチしたり、自宅や職場など登録地点周囲の避難場所を知ることができます。

また、住んでいる地区ホームページのハザードマップをすぐに開くこともできるので、事前に確認しておきましょう。

おすすめ防災アプリはこちら

持ち出し用防災セットを見直す

持ち出し用防災セットは、災害発生時、自宅から非難する必要がある場合に持ち出す3日~7日分の防災グッズのこと。

大雨時、停電時などケースに合わせた防災グッズも大切ですが、すべての防災対策グッズの軸になるのが『持ち出し用防災セット』です。

防災グッズをバラバラに備えると高額になってしまうため、防災セットを購入して、必要なモノを買い足すというのが効率的です。

タケ

まだ備えていない方は、さっそく備えるようにしましょう。

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防災セットSHELTERの詳細レビューはこちら

すでに防災セットを備えている方は、足りないものや、逆に入れすぎてしまっているものがないか中身をチェックしましょう。

最低限必要な持ち出し用防災グッズはこちら

自宅避難の備蓄品を備える

最近では、コロナウィルスの影響で、私も含め「なるべく自宅避難をしたい」と考える方も多いと思います。

自宅避難をする場合には、最低限1週間ほど生活ができるだけの備蓄品が必要です。

備蓄品は、長期で保存ができるものを備えるのが基本ですが、ローリングストック法を活用すれば効率的かつ低コストで防災グッズを備えられます。

ローリングストック法

レトルト食品や非常食をあらかじめ多めに購入をしておき、日々の生活で消費しながら、なくなった分を買い足す方法

備蓄品の備え方やローリングストック法の活用はこちら

まとめ:防災の日に災害対策を

日本は災害大国のため、防災の日を含めてさまざまな防災記念日や週間、イベントが定められています。

日ごろは「災害に備えたいと思ってはいるけど・・・」でも、防災の日をキッカケに災害対策をしてみてはいかがでしょうか。

『災害はいつ起こるかわからない』

防災イベントに参加や防災セットの見直し、小さなことで良いので、ぜひ自分が今できることから行動に移してみてください。

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